(前回のあらすじ)
おれらの前に突如現れたブサイクと橋本。

このままおれは食われてしまうのか。そんなサバイバル巨編。
(つづき)
王様ゲーム。
そんな貴族的な響きも橋本の前では恐ろしい拷問と化す。
そんな死をかけた戦いが始まってしまった。
最初は修二と章の一発芸やら松浦あやのモノマネだとかかわいい命令が続く。両方ともおれがやったけど。
だが。
物事と言うのはだんだんエスカレートしていくものなのだよ。
「2番と3番がチュー」
げえええええ!!おれが2番だああああああああああ!!!
「俺が3番や」
相方、オマエでよかった!!
男とのチューで喜んだのは、後にも先にもこれが最後だろう。と安心したのもつかの間。ここからの命令、なぜかちゅーラッシュ。
そしてついにきてしまいました。橋本とのちゅー。おれの目の前に巨体がせまる。
むげっっっっっっっっっっっっっっ。
大切な何かを失った。
魂が死んだ。心が折れた。
「2番が男だったらちんこ出す。女だったらおっぱい出す」
2番はおれでした。もう心の壊れたおれに怖いものなど何もない。出してやったぜ、マイティンコ。
その勢いで、ブサイクのおっぱいを揉みまくった。なにかを取り戻そうと必死で揉んだ。
「3番と1番が5分間外に出て、その間なにをやってもいい」
ブサイクと橋本が出て行きました。
こ、これは逆にチャンス!!相方と打ち合わせるおれ。
そしてやつらが戻ってくると、こっそりと相方に電話をかける。出る相方。そのまま話すフリをする相方。
「え、書類ですか?」
おもむろにバックを漁りながら部屋をでる相方。よし、自然な形でバックを持ったまま外に出れた。あとはバックのないおれがトイレに立つ。
そのままダァァァッァァァァァァァァァッシュ!!!!!!!
すさまじいスピードで階段を駆け下りるおれたち。
そしてそのままタクシーに駆け込む!!
「渋谷まで!」
おれたちは逃亡した。
このまま橋本のいない街へ。相方のケータイには橋本からの最後のメッセージが届けられた。
「バイバイ」
橋本は自分が橋本であることを認識していたのだ。物分りのいい橋本。さらば橋本。
※ちなみにカラオケは前金制だったので、金はちゃんと払っています。