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蒼也(そうや)
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キャバ嬢処刑人

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こんばんわ、お兄系です。


今日はコンビニのレジと戦うぜ。
むしろ、コンビニで買い物してる他の客との戦いだけどな。


会社近くのコンビニだと、昼時になると物凄く混むわけです。

むろん、コンビニ側も臨戦態勢。4台のレジを駆使して客と立ち向かう。

手に取った充実野菜を一刻も早く口にするために、おれは正しくどのレジに並ぶか選ばなくてはならないぜ。


ざっとレジに並ぶ長蛇の列。

その長さを瞬時に測る。ふむ、一番短い列はあそこか。


だが、おれはそんな単純な理由でレジは選ばないぜ。
これは罠だと知っているのです。

あそこの列が短いのは!
列に並んだ人と人の間が詰まっているからだ!
ほら、あそこの姉ちゃんとその後ろのメガネ野郎の距離!すげー接近っぷりだ!あの野郎、あわよくば前の姉ちゃんの髪のにおいを嗅ごうとしてやがるぜ!だってほら、ちょっと腰が引けてるもん!腰の引き具合に反比例するように何かが前面にしゃしゃりでてるもん!


ってことで、列が長いように見えて、実はマージンが大きすぎるため列が長く見えるだけのあそこのレジに並ぶぜ。


そして、おれの列は順調に進んでいく。

間違いねえ、俺と同時に並んだ隣の客よりも確実に早い。


勝った。


もう次がおれの番だ。


やつの前にはまだ客が三人もいる。


二人になった。


一人になったぞ。


…おい、なにをしているおれの前の客。


さっきから全然おれの番にならんと思ったら、なんだその大量の買い物は!こんな時間に、本気で買い物すんな!!!


やばい、隣のやつの前の客の会計が終わる。

おい、もっと引き伸ばせオマエ。なんかこう、小銭を出すのに必要以上に時間をかけろ。いや、オマエじゃない、おれの前の客。オマエは必要以上に小銭を捜すな。もっと大胆に払え。って、一万円出すなよ!オマエ、あほか、コンビニの買い物程度で諭吉を召喚すな!店員もおつりの千円札を一枚一枚数えてんじゃねー!だいたいなんで5千円札切れてんだ。ってか、もっとスムーズに数えれ!ああー、隣のやつの前の客がレシートを受け取ろうとしとる。待て、まだ行くな、オマエの買い物はそんなもんじゃないだろ。もっと限界に挑戦しろ。まだ戦えるだろ!って、オマエはもう戦うな、おれの前の客。なにやっぱ温めますとか言ってんだ。男は一度決めたことをそう簡単に覆すな。だから温めるな。店員ももっと素早くレンジに入れろ。なにこれって何秒チンしたらいいんだっけって、確認してんだよ。もう適当に3番とか押せよ。温まりはするから。温めすぎたら冷めるまで待たせろ。ああ、隣のやつの前の客が去っていく。隣のやつが会計しとる。メガネのくせに。そして去っていく。隣のやつの後ろのやつまで会計済ませよる。ようやくおれの番になった。もう遅い。遅すぎる。完全敗北だ。

「この充実野菜、限界まで温めてください」
こんばんわ、お兄系です。


今夜はおばあちゃんと戦うぜ。in電車。

英語で言うとトレイン。


けっこう空いてるからと優先席に座ったりするじゃないですか。普段はあんま座んねーけど、なんか妙に疲れちゃったりするとき。アレだ、ラブホで一発ヤっちゃった後とか、日サロでオナニーしちゃった後とか。


で、空いてたと思ってたら、あれよあれよと人が乗ってきたぜ。


あっという間に満席のようです。


そこへおばあちゃんが乗り込んでくる。

おれの目の前とかに来てくれれば、何も言わずにおれはそこを立ち去るところなのだが、おばあちゃんはただのおばあちゃんじゃなく、とても気を使うおばあちゃんなのです。

優先席付近に行くと、まるで譲れと催促してるみたいで申し訳ないから、おばあちゃんはあえて扉の前にポジショニング。


しかもおれの向かい側の扉。


いかん、このままじゃ何も言わずに立っても、おれが席を開けたことすら気づいてもらえねー。

ただ立ち上がっただけの人じゃん。

かといって、「どうぞ」とか言っても、この位置取りとおばあちゃんの聴力を計算すると、おばあちゃんの耳におれの声が届くか微妙なところだ。


「どうぞ」って言って席を空けても、ただ独り言を言い放って立ちあがっただけの奇特な人で終わってしまう。


かといって、おばあちゃんが立っているのに若者のおれが悠々と座っているなんて、最近の若いモンはなってないわねえ、なんて少し離れたところに座ってるおばちゃんたちが小声でひそひそとおれの悪口を言うに違いない。


ど う す れ ば い い ん だ 。


と、おれが悶々とした想いを内に秘めていると、対面に座っていたサラリーマン風のサラリーマンがおもむろに立ち上がって、おばあちゃんに声をかけやがった!


「どうぞ」


ぬおー、これじゃあまるでおれは敗者じゃねーか!!


しかし次の瞬間、「もうすぐ降りるんでいいです」とおばあちゃん。


サラリーマン風のサラリーマンぶったサラリーマンはおめおめと席に戻っていった。


ふぅ、危なかったぜ、危うくおれがリターンするハメになるとこだった。しかもおれの場合、距離があるから、ただのリターンじゃなくて、ロングリターンだぜ。


でも負けた感があるのはなぜだ。。
こんばんわ、お兄系です。


さて、思いつきで始めた対決18番シリーズ。
2回戦目の相手はコンタクト店のビラを配っている兄ちゃんと戦うぜ。

さして必要のないときにはこれでもかってくらいにビラを突き出してくるビラ配りの方。

いらねーよ、こんな紙といつもはもらわないこのビラも、コンタクトを買おうとしている状況においてはまったく逆。


割引券の効力を持つこのビラが喉からウンコが出るほど欲しい。


だが、そんなときに限って、ビラ配りの方はおれを無視するww


ちょ!いまだよいま、貴方がそのビラを配るべきタイミングはまさにいまなのに!!


じっと見つめるおれにピクリとも反応しないビラ配りの方。


虚しく交差するふたり。


すれ違いのふたり。


なぜだ、なぜいま渡さん。


とりあえず30メートルほど進んだところで、おれ、Uターンw


あんまりすぐUターンしたら、「あいつビラが欲しかったくせに、もらえねーでやんの」とか思われちゃう。


30メートル先で、自然な感じでUターン。

遅せーな、ミサ(仮名)のやつまだ来ねーのかよ、と物凄く小さな声で呟いて、自然なUターンを演出するぜ。


そしてふたたびビラ配りの方の物凄く脇を通る。

ちらちらビラを見ながら。


おれはここにいるよ、おれはここにいるよ、おれはここにいるよ。


精一杯、心の中で叫ぶぜ。


さあ、そのビラをいつものように差し出すんだ。


ちらりとおれを見るビラ配りの方。


よーし、来い、来るんだ。


視線を逸らすビラ配りの方。


てめえ、わざとやってんのか!!!wwwwwwwwww


ふたたびスルーされるおれ。


そのまま店内へと吸い込まれ、定価で買ってやったぜコンタクト。



ほら、アレだ、おれは割引とかせこい真似はしたくねーんだ、ワイルドだから。コンタクトしてるはずなのに目が霞むのはなぜだろう。
こんばんわ、お兄系です。


突然だけど、対決18番シリーズをやることにした。

日常のなかで些細な対決を仕掛けてみるぜ、というこの企画。企画ってか、なんてことはない内容なのだけどな。


第1戦目は、ショップ店員との対決。いわゆる服屋だぜ。


Ready Fight!


ショップ。それは店員と客との熾烈な戦争の場。

戦いは店に足を踏み入れたときから始まってるのです。

まずはじっくりと服を見たいおれ。店員がちらちらおれを見てくる。こっち見んな。


やばい、近づいてきた!このままじゃ話しかけられる!


だが、そんな店員のしたたかな策略さえもおれは見切っているのです。

絶妙なタイミングで、Tシャツのコーナーからジーンズのコーナーへと退避。

くく、振り切ってやったぜ。


でも今日は別にジーンズ見たくねー。


店員の様子をうかがいつつ、ふたたびTシャツコーナーに舞い戻る。

充分吟味した後、アウターコーナーへと移動。

店員の視線もそれを追う。


ふたたび店員が動き出した。


おれはまたも絶妙なタイミングでジーンズコーナーへテレポート。

歯軋りの店員。そう簡単にやられるかよ。


そしてアウターコーナーへと舞い戻る。

お、ちょっと気になるアウター発見。

やばい、試着してみたい。


店員よ、来い。


だが、こんなときに限っておれをスルーする店員。


来い、来るんだ店員。


必死で目で合図するおれ。

目が合った。勝った。


だが、視線をそらす店員。


ちょ!来てよ!ww


ちらちら見ながらアウターを手に取り、値段を見たり合わせてみたりしてみる。


店員、来ねえww


すました顔しておれはそのまま店を出た。


ちくしょう、命拾いしたな><

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